Illustratorのインターフェース 〜パレットの概要

 illustratorのおおまかなインターフェースです。(見やすさのために50%黒をかぶせてます)
 Adobe製品というだけあって、Photoshopと近いインターフェースになっています。
 ですがやはりillustratorでは独特な操作が多いので、実際は直感的に操作できる事は難しいと思います。

illustrator10.0.3 MacOSX版の基本的なインターフェース
左上より…
描画に用いるツール』ペンや長方形、テキストなどの描画ツールや、選択ツールなどが格納されています。
オブジェクトの塗りと線の色』選択している図形、またはこれから描く図形の色を示しています。
整列、文字の設定など』文字の設定などのパレットです。使用頻度が高くない場合はこのように端に寄せたりします。
オブジェクトの線の色と色の状態』選択している図形の最も詳しい色の情報です。追加効果もリストされます。
カラーの指定』色を決めるパレットです。RGBだけでなくCMYK、HSBなど、多種な色の指定方法が選べます。
透明効果、線の太さ、グラデーション設定』特に線の太さのパレットは使用頻度が高い事が多いです。
サンプルカラーや模様など』色の指定をあらかじめ準備されているプリセットから選べます。また模様なども指定できます。
階層化したレイヤー』レイヤーの中にレイヤーを組んだりする事ができるパレットです。
用紙最大サイズ』プリンタで設定した用紙サイズに合わせて、用紙のサイズを表示する事が出来ます。
印刷可能範囲』設定しているプリンタの印刷可能範囲が反映されて表示する事が出来ます。

 上図のようなパレットの配置はデフォルト状態に近いですが、パレット自体は自由に配置する事ができます。パレット同士を組み合わす事もできますし、表示非表示を任意に行う事が出来ます。
 自分の作風に必要なツールや作業に合わせてパレットを配置してみて下さい。

 それではもう少しだけ詳しく見てみます。

描画ツールパレット
レイヤーパレット
 描画に用いるツールです。必ず何かしら、ここのツールを選択している状態になります。ツールの個別の説明は後の項で口述します。
 たくさんのツールがありますが、この中の多くはさらに細かいツールに分かれています。例えば長方形ツールをクリック長押しで角丸長方形、楕円、スターなどが選べる様になります。
 オブジェクトとオブジェクトの重なりを管理するレイヤーパレットです。レイヤーの中にレイヤーを複数入れ込む事ができるうえ、複数のオブジェクトをグループ化するなど、できるだけコンパクトに管理する様にします。絵によっては1000や2000のオブジェクトではすみませんので、管理しやすくするためにグループ化、レイヤーの入れ子を積極的に使いましょう。
 一番大きく開いておきたいパレットです。

カラーパレットなど
印刷可能範囲、用紙サイズ
 通常、画面右側に配置されているパレットは細かい設定などを行うパレットが多いです。
 1つのオブジェクトにいくつも線や色を設定する事ができるため、色を選ぶ→線の太さを変える→線の重なりの上下関係を調整する、といった流れでいろんなパレットを行ったり来たりします。
 カラーの指定では、photoshopの様にHSBのカラーパレットを表示して選択する事ができます。
 用紙最大サイズ、印刷可能範囲は、接続している(OSなどで設定している)プリンタに準じて表示されます。実際の紙の位置に合わせてイラストを配置する事ができるので、DTPとしても非常に効果的です。点線の範囲が、実際プリントできる範囲です。これもプリンタに準じています。
 ただ、illustratorでは最初は大きさを気にせず描く事が多いため、最終出力までは気にしないで、または非表示にするのもいいかもしれません。

 以上の様に、若干扱いが難しい作業パレットもありますが、最初はこれを覚える必要はありません(実はまだまだパレットはあるのですが)

 上図ではオレンジと青のポインタ(というか指し棒?)に分けて描きましたが、青のポインタの物は必須のパレットだと思い区別しています。まずは『オブジェクトを描く→色を塗る(指定する)→上下関係を調整する』という事を目標にしたいと思います。
 オレンジのポインタはのちのち必須のパレットですが、今後チュートリアルなども交え後述したいと思います。

 次回は画面左上のツールパレットを詳しく解説したいと思います。